青山学院大学で学ぶ私たち
part 4

掲載日 2020/08/04
No.27
教育人間科学部
経済学部
法学部
岩田 直樹/梶井 ももか ほか

OVERTURE

青山学院大学には11の学部があり、青山キャンパスでは文学部、教育人間科学部、経済学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部の学生たちが学んでいます。今回は教育人間科学部・経済学部・法学部で学ぶ学生たちの声を紹介します。

教育を多角的な視点からとらえ直す
「教育哲学」に対する関心が高まりました。

高校時代から教員を志していましたが、どの学校種の教員になりたいのか迷いがありました。そのため、教育学の基礎を身につけた後に、志望する専門コースを選択できる本学のカリキュラムが進学の大きな決め手になりました。特に興味深く学んだのは「教育哲学」です。自分の教育観が根底から覆されるような新鮮な体験を通して、常に広い視野をもって教育について考える必要性があることを学びました。北詰ゼミに所属し、「哲学を教育に取り入れた子どもの思想」について研究しています。これまでの学びを活かして、子どもたちが自己の未来を切り拓くための手助けができる教員をめざします。

教育人間科学部
教育学科4年
岩田 直樹さん

「心理学実験」から得た達成感が、
その後の学びに大きな影響をもたらしました。

人の感情に興味があった私は、文系なのに実験の授業があることや音楽に関わる心理を研究する設備が整っているところに魅力を感じて本学科に進学を決めました。2年次の「心理学実験」では、実験のたびに統計ソフトを使ったデータ分析や論理的なレポート作成などをひたすら繰り返し、1年間苦しみながらもなんとか乗り越えた結果、大きな達成感と自身の研究に必要な能力が自然と身についたと手応えを感じました。この授業を通して実験が好きになり、卒業研究でも実験を行おうと考え、認知心理学系のゼミナールに所属し「記憶課題の達成度に及ぼす客体的自覚の影響」についての研究を進めています。

  • ※2018年度以降入学生より、「心理学実験」に対応する授業内容は、半期科目「心理学実験」「心理学研究法」で実施されています。

教育人間科学部
心理学科3年
梶井 ももかさん

在籍している学部

教育人間科学部

人の成長や発達、形成を支える“教育”の面から人間を理解しようとする教育学。心と、その反映である行動のメカニズムを“心理”の面から探究し、人間理解にいたろうとする心理学。青山学院大学の教育人間科学部は、ともに“人間”に深く関わり、理論的、実践的に学び深める隣接2分野を総合的に学べる新しい学部です。

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自分が作りたい社会を形成するための
ヒントが得られる研究を試みたいです。

大好きな数学を用いて社会について学び、それを活かして社会に働きかけられるようになりたいと考え、進学を決めました。ボランティアセンターの学生スタッフとして、教育支援を中心に小中学生の勉強の指導などをしていましたが、その経験がゼミナールでの研究テーマや将来の進路選択のヒントになるなど、活動のすべてがつながっている気がします。所属する安井ゼミはとても厳しいですが、それ以上に楽しさもあり、 3年次の今は仲間と共同研究を行うことにやりがいを感じています。学外の論文大会、そして、学内の懸賞論文とゼミナールコンテストで良い結果を出すために仲間と活動中です。

経済学部
経済学科3年
古村 花織さん

情報であふれる現代社会を
生き抜くための必要な知識が身につきました。

“新しい発想力で社会経済システムをデザインする”ってどういうことだろう。本学科を志望したきっかけは、コンセプトのおもしろさに惹かれたことです。現在は髙橋重雄ゼミに所属し、「経済地理学」を中心に学んでいます。ゼミ生同士が学習や研究を進め、その内容を授業で発表しますが、実際のデータや地図を用いて分析、説明することが重要になってくるため、情報の収集と取捨選択の力が身につきました。それは情報であふれる現代において必要なものです。また、社会に通用する人間へと導いてくれるカリキュラムも魅力的ですし、学友との交流も大きな力となり、充実した青学ライフを楽しんでいます。

経済学部
現代経済デザイン学科3年
飯作 太希さん

在籍している学部

経済学部

青山学院大学の経済学部は、創設以来の伝統ある経済学科が理論、実証、政策、歴史など幅広い切り口から古今東西の様々な社会経済の諸問題を分析し、政策議論を行うためのカリキュラムを組んでいるのに対し、現代経済デザイン学科は公共、地域、地理、そしてそれぞれをサポートする地理情報システム(GIS)を現代の諸問題に応用するカリキュラムを組んでいます。

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リーガルマインドを胸に、
社会のために行動できる人間になりたいと思います。

国際社会の現場の観点から学べる「ヒューマン・ライツコース」の学習がしたいと思い、本学科を志望しました。それは社会の多様なニーズを識別し、複雑な事象の科学的分析を行える応用力を身につけたいと考えていたからです。ジャーナリストの方から現場について学び、切り取られた映像やテレビ画面は事実のほんの一部に過ぎないことを知り、深く考えさせられた「ヒューマン・ライツの現場A・B」は特に印象深い授業でした。所属している国際人権法の申ゼミでタイのタマサート大学へ赴き、現地で人権について学んだことで、女性の社会進出に興味を抱き、卒業論文のテーマとして探究しています。

法学部
法学科4年
野原 梨那さん

※所属学部・学年は、2019年度取材当時の表記です。

在籍している学部

法学部

AOYAMA LAWの通称をもつ本学法学部は、弁護士、検察官、裁判官などの法曹を目指す者だけでなく、青山学院の建学の精神に立脚しつつ、人間的素養と法学的基礎を備えて社会の多様なニーズを識別し、複雑な事象の科学的分析を行える応用力を身につけて、社会で必要とされる能力を発揮して自らの道を切り拓くことができる人材を育成します。

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