あらゆる観点から
人間に迫ることで見えた
教育の形

掲載日 2021/11/1
No.111
教育人間科学部
教育学科 3年
中村 彩芳
岩手県立盛岡第一高等学校出身

OVERTURE

教育とは学校だけに限らず、人間の生涯にわたって行われる普遍的なものです。教育学科では、ライフサイクルの中で人間がどのように成長、発達、形成していくのかを専門的に学ぶことができます。海外での研修や本学科での学びを通して、人間について理解を深め視野が広がったという中村彩芳さんにお話を伺いました。

多様な分野から人間を見つめる学び

もともと子どもへの教育に興味があり、加えて自分がこれまで受けてきた教育がどのようなものだったのか、客観的な視点で捉え直したいという思いを抱いていました。私たちにとって身近な「教育」や「学び」を幅広く探究できる青山学院大学 教育人間科学部教育学科の特徴を知り、進学を決めました。この学科の魅力は、教育人間科学部という学部名にもあるように、歴史や哲学、科学など多様な側面から「人間」を知ることで、人間形成のための「教育」を学んでいくという点にあると思います。在籍している学生の興味や関心も、学校教育や生涯教育、社会教育、メディア・情報と教育の関わりなど多岐に渡ります。学びの中でさまざまな考えにふれることでとても良い刺激を受け、自分の視野も広がったと感じます。

教職課程の授業の一貫でスキー合宿へ。学科の仲間と。(1年次)

チャレンジする心に火をつけた海外研修

青山スタンダード科目「海外語学・キリスト教文化研修」では、春期休暇を利用してオーストラリアでの海外研修に参加しました。それまで海外へ行ったことのなかった私にとっては大きなチャレンジでした。初海外・初ホームステイに対する不安や迷いもありましたが、現地での生活を通して、オーストラリア文化への理解が深まり、語学力の向上も実感できました。また、キリスト教信仰にもとづく教育が継承されている、青学ならではのキリスト教に関する学びも行うことができました。この経験を機に、入学当初から抱いていた「大学生活では今しかできないことにチャレンジしよう」という気持ちを新たにしました。

オーストラリアでの海外研修お別れパーティーにて (1年次)

現在は、生涯教育や社会教育などの学校外教育の制度や意義について学んでいます。社会教育は、地域の図書館や公民館、博物館、子ども食堂、大学生の課外活動など、日常のさまざまな場面で行われているものです。それらの役割を知ることで自分自身も生涯を通じて学び続けたいという意欲が湧き、求める学びを自由に選べる社会教育の仕組みづくりが重要だと考えるようになりました。また、地域ごとの教育制度の違いや、教育に地域の特色がよく表れていることにも関心があるので、今後は地域における社会教育についての研究に取り組むつもりです。

青山学院大学での学びを地元・岩手に還元

教員免許を取得する予定ですが、卒業後すぐに教員にはならずに、出身地の岩手県に貢献できる職に就きたいと考えています。私は上京して初めて、地元の良さや温かさに気づきました。青学という恵まれた環境で得た、好奇心を大切にする姿勢や人間に関するさまざまな知見、広い視野を生かして岩手に貢献していきたいです。

インタビュー動画

※登場する人物の在籍年次や役職、活動内容等は取材時(2020年度)のものです。
※各科目のリンク先「講義内容詳細」は掲載年度(2021年度)のものです。

教育人間科学部 教育学科

青山学院大学の教育人間科学部は、教育学科と心理学科を連携させながら、“人間”をさまざまな角度から学ぶ多彩な講義や、理論を実践する演習や実習を展開しています。理論的かつ実践的なアプローチの反復によって、人間への理解をより深く追究します。現代社会や人間の諸問題を読み解く高度な専門性と、自ら行動するための課題解決能力や自己教育力を育成します。 教育とは生涯を通して行われる普遍的なものです。教育学科では、ライフサイクルの中で人間がどのように成長、発達、形成していくのかを専門的に学びます。興味や進路に合わせて5コースから専門分野を選び、教育の本質と専門性、教育の担い手である人間について理解を深めます。幼稚園から高等学校まで幅広い教員免許状の取得が可能です。

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