世界の多様性を学び、
国際コミュニケーターの
育成をめざす

掲載日 2021/12/21
No.124
国際政治経済学部
国際コミュニケーション学科
石原 晴美/山下 結香
  • 多様な人と出会う楽しさと
    異文化の素晴らしさを知り
    世界を結ぶ意義を実感

    国際政治経済学部
    国際コミュニケーション学科 4年(2020年度取材当時)
    石原 晴美
    愛知県立横須賀高等学校出身

OVERTURE

国際コミュニケーション学科では、世界各地の「言語」「文化」「コミュニケーション」について政治的・社会的な背景をふまえて学習します。異文化を理解し、他者と共存するための方策を考えます。本学科の学びによって海外への関心が高まり、4年間を通じて多くの国へ足を運んだという石原晴美さん。彼女の言葉から、多様性を肌で感じられる青学での学びが見えてきました。

世界に通じる語学力を養ったGSPでの学び

専門である国際コミュニケーションの学びに加え、同学部の国際政治学、国際経済学の科目も履修でき、幅広く国際社会について学べる点に惹かれて、本学科を選びました。また、在学中に海外へ留学したいと考えていた私にとって、海外研修や留学の制度が整っていることも魅力的でした。
入学してからは、語学が堪能な友人や、グローバルな視野をもって活動する学生に出会い、刺激を受けながら勉学に励んでいます。本学部では外国語科目が2年次まで必修で、Speaking、Listening、Writing、Presentation、Discussionなどの多彩なスキルを基礎から学ぶことができます。私は英語で専門科目を学ぶGSP(Global Studies Program)にも参加し、少人数クラスでの講義やプレゼンテーション、レポートの作成などに取り組みました。当初は英語での発表や論文執筆に不安がありましたが、課題をこなすうちに上達し、今では英語での対応力に自信をもてています。また、国際的な時事問題を取り扱う授業が多かったため、日頃から海外情勢をチェックする習慣ができました。こうした努力のかいあって、交換留学をした際にはすぐに現地の授業に慣れ、地域の学生と交流を深められるように。世界で活躍するために欠かせない素養を育んでくれたGSPには、心から感謝しています。

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※学びの特色とカリキュラム(国際政治経済学部)はこちら

異文化の魅力を知り勉学に没頭する日々

学部での教育だけでなく、全学共通教育システム青山スタンダード科目で学んだ内容も強く印象に残っています。「ドイツ語圏の社会と文化C」の授業では、現代ドイツにおける文化や歴史、近隣諸国との関係について知識を深めた上で、異文化の交流とその影響という観点から考察しました。私は3年次の夏休みに海外研修でドイツに滞在していたため、授業を通して訪問した場所や食生活の由来を知り、自らの経験と重ね合わせて学ぶことができました。また、カントやヘーゲル、ハイデガーなど、世界的に有名なドイツ哲学者の思想に迫るうちに、その考えが日本にも広く普及していることに気づき、非常に興味深かったです。

学部ではEU圏内の移民の動向や冷戦期のヨーロッパの情勢などを学んでいましたが、この科目で東西ドイツの統合の経緯やその後の移民問題を知り、より全体的な理解にたどり着けました。授業での発表やレポートの内容にも大いにその知見を盛り込むことができ、自分の成長を実感しています。
所属する EVANOFF,Richard J. 先生のゼミナール(ゼミ)では、International Ethicsをテーマに、環境問題やメディアによる報道の在り方など、多種多様な国際課題の解決策を検討します。経済学、政治学、哲学といった数々の学問からアプローチし、先生やゼミ生との議論などを通じて、解決策を探ります。私は留学や海外旅行時の経験から「カルチャーショック」に興味をもち、その原因や対処法について研究を行いました。文献の参照はもちろん、滞在中の留学生や訪日経験のある外国人の友人に声をかけ、アンケートやインタビューによる調査を実施したことで、より具体的なプレゼンテーションができたと思います。それぞれの興味・関心に応じて研究に取り組めるのはこのゼミの大きな特長であり、学ぶ楽しさを感じられるポイントです。
また、ゼミでのやりとりはすべて英語で行われており、積極的に発言する人が多いため、自然とアクティブに学ぶ姿勢が身に付きます。海外での在住・留学経験に基づいた意見も多くみられ、ディスカッションを通じて世界情勢への理解を深めることができました。こうした学びを通して培われた主体性や異文化理解力は、今後人生のあらゆる場面で役立つ貴重な財産だと感じています。

※ゼミナール紹介(国際コミュニケーション学科)はこちら

観光を通じて世界とのつながりを創出

比較文化やコミュニケーションをはじめとする多様な分野の学問にふれたことで、次第に自分で足を運んで確かめたいという気持ちが強くなりました。その結果、大学生活を通じて、ポーランド・EUへの海外研修や、アメリカ・オーストラリアへの留学など、世界各地への渡航を経験。現地でその国の文化や歴史を目の当たりにし、日本との関わりを探っていく過程は非常に興味深く、将来は海外と日本をつなぐ仕事がしたいと考えるようになりました。
卒業後は、栃木県にある外資系ホテルに就職する予定です。配属先は未定ですが、さまざまな国のお客様に日本の魅力を伝える責任ある仕事に、今から期待と緊張が高まっています。大学で培った確かな語学力と幅広い分野の知識を生かし、国際社会への橋渡しに貢献していきたいと思います。

  • 学科での学びを生かし、
    SDGsイベントの
    企画・運営にも挑戦

    国際政治経済学部
    国際コミュニケーション学科 3年
    山下 結香

OVERVIEW

興味のある分野を深掘りできる本学科での学びを通して、勉学を楽しいと感じられるようになったのが大きな成長だと話す山下さん。異文化コミュニケーションに興味をもち、現在は社会言語学のゼミで研究を行っています。また山下さんは、SDGsの実践・啓発を行う学部公認団体に所属しており、国連が定めた世界食料デーに合わせ、飢餓・食料問題に関するイベントの企画・運営に挑戦したそうです。

インタビュー動画

※登場する人物の在籍年次や役職、活動内容等は取材時のものです。
※各科目のリンク先「講義内容詳細」は掲載年度(2021年度)のものです。

国際政治経済学部

青山学院大学の国際政治経済学部は国際社会への貢献を掲げ、国際系学部の草分けとして創設されました。3学科×5コース体制のもと、専門性と国際性、現場感覚を重視した学びを実践しています。グローバルレベルの課題への理解を深め、エビデンスにもとづいて議論・討論するスキルを養成します。領域を超えて学べる独自の学際教育、所属学科を超えて選べるゼミナールブリッジや英語で専門科目を学べるグローバル・スタディーズ・プログラム(GSP)等によって、世界の多様な人々と協働し、新たな価値を創造する実践力を育みます。

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