陸上競技に
打ち込めるのは
周囲の方々のおかげ

掲載日 2021/4/12
No.72
総合文化政策学部
総合文化政策学科4年
飯田 貴之
千葉 私立・八千代松陰高等学校出身
体育会陸上競技部(長距離ブロック)主将

OVERTURE

大学での学びは、キャンパスでの授業だけにとどまりません。部活動やサークル活動、ボランティアなどの課外活動で自己研鑽を積み、社会に出て羽ばたくための翼となる知見を得た学生を紹介します。体育会陸上競技部(長距離ブロック)の主将を2021年2月から務める飯田さんは、部員一丸となり、どの大学もまだ達成していない「3大駅伝2度目の3冠」を目指します。

駅伝の雄・
青山学院大学陸上競技部
(長距離ブロック)の
新主将として

駅伝の強豪校として、また都会的で憧れだった青山学院大学に入学してから3年が経ちました。子どもの頃からの夢だった箱根駅伝出場を叶えることができ、マラソンへの挑戦や結果で魅せてくれる先輩方と一緒に練習できたことは、 自分の成長に大きな影響を与えてくれたと思っています。
そんな私もいよいよ2021年度、最終学年を迎えます。2021年度は主将として部をまとめていく立場となりました。
主将をはじめとした幹部の役職の決定は、同学年での話し合いで行われました。仲間たちから「誰よりも距離を走り込んで、貪欲に練習する姿を見てきたから、ついていきたい」という言葉をもらい、自分が頑張る姿を見ていてくれたのだと嬉しかったです。
原監督からは幹部皆に向けて、「話し合いで決まった役職とはいえ、人に言われたからやる、というのでは務まらない。しっかりと自らやる気をもってやりなさい」というアドバイスをいただきました。

私としては、前主将の神林さんの姿が理想だと思っています。練習でも試合でも圧倒的な力で先頭を走り、皆を引っ張ってくれた神林さんは、本当にカッコよかったです。私もそれを目指しますが、まだまだ私の競技力は神林さんに及ばないのが現実です。その分、同期の皆も認めてくれた練習量でカバーし、真摯に競技に取り組む姿勢を見せていきたいです。
2021年1月の第97回箱根駅伝(東京箱根間大学駅伝競走)で9区を走った時には、神林さんが給水係として給水ボトルを手渡してくれました。その時、9区を走った経験者として「ここからの5キロが大事だから」というアドバイスの後に、「行け! 飯田!」と名前を叫んでくださったのです。
申し分のない実力をもちながら、疲労骨折で出場できなかった主将からの想いを受け取り、ちょうど苦しい場面だったのですがとても大きな力をもらえました。そのひと言があったからこそ気合が入り、後半で東海大学さんを引き離せたと言っても過言ではありません。そんな力をくれた神林さんに、少しでも主将として近づけるように頑張りたいです。

期待どおりに幅広く学べる
総合文化政策学部

最終学年は競技に打ち込みたいと思って、学業の方は、3年次までになるべく多くの単位を取得しました。一般入試で入学した友人たちは優秀で、正直なところ、授業についていくのは簡単ではありません。
しかし、私は「やるべきことはきちんとやらないと気が済まないタイプ」です。試験の時には部活も個人練習になって時間を融通できるので、集中して勉強するようにしました。特に、夜の方が集中できて効率を上げられるので、徹夜で勉強したりレポートを書いたりしたこともあります。

大変ではありましたが、芸術やメディアに興味があって入学した総合文化政策学部には、私の期待に応えてくれる場が多くあったと思います。部活に時間を取られて、これまで十分な学びができたとは言えないかもしれませんが、本当に幅広くいろいろな分野に触れられる学部です。

特に印象的だったのは、3年次に履修した堀内正博先生の「経営情報論」の授業で学んだ経営学です。経営理論はもちろん、社会に出てから役立ちそうなことを学べて興味深かったです。内容も理解しやすく、前向きに授業を受けることができました。
授業内でプレゼンテーションをする機会もあり、私の陸上競技部での活動と経営学とを関連付けた発表を行いました。「社員のモチベーションを上げるにはどうするか」といった経営学での知識は、陸上競技部の主将として部員にやる気を持たせることに役立つと思うので、ここでの学びを活用していきたいです。
それから3年次に履修した杉浦勢之先生の『メディア文化論特別講義』は、オンラインで現役のテレビ局員の方から講義を受けることができ、とても興味深かったです。テレビ番組の制作過程や、何を意識して仕事をしているのかという「生の声」を聞くことができました。

競技に打ち込める
環境に感謝

これからの1年は、学生として競技に向き合う集大成の1年となります。昨シーズンは故障からはじまり、箱根駅伝の直前にようやく調子が上がってきました。2年連続で先輩たちが区間賞を取った9区を任されたのに、私は区間2位で終わった悔しさも残っています。
1年生から箱根で走らせていただいていますが、3年連続区間2位。最終学年でも出走して、もっと好成績を残したいです。
今年は挑戦者として練習に取りむこと。私たちは青山学院大学という「勝たなければいけないチーム」に属しているという自覚を持つこと。それを、主将就任のあいさつでは部員たちに伝えました。そして、リベンジして箱根駅伝で総合優勝を遂げることはもちろんのこと、どの大学もまだ達成していない「3大駅伝2度目の3冠」を目指し、部員一丸となって練習していきます。

私が順調に勉学と陸上競技を両立させて、無事に進級し、競技に打ち込めるのはまわりの方々のご協力のおかげだと痛感しています。
入学してすぐのIT講習会で知り合った内部進学の友人のおかげで、友だちの輪が広がりました。部活は忙しくても、そういう学部の友人たちが学業面を支えてくれています。自分としては、皆に何も返せなくて申し訳ない気持ちがあるのですが、競技で結果を見せていくしかないと思っています。

1年次には、箱根駅伝の大会後に学部の友人たちが「お疲れさま会をしよう!」と計画してくれました。楽しい思い出として心に残っていますし、部活以外の友だちと交流を持てることが嬉しいです。
大学駅伝でもっとも注目される青山学院大学で陸上競技ができることを誇りに思ってきましたが、友人や先生方を含め、何ひとつ不満のない大学生活を送れていることに感謝しています。今後も支えてくださる方や応援してくださる方に感謝して、日々精進していきたいと思います。

右から3番目 飯田さん

在籍している学部

総合文化政策学部

青山から世界へ、文化・芸術を発信するために、“創造体験”とともに学ぶチャレンジングな学部です。
青山学院大学の総合文化政策学部の使命は、21世紀の街や暮らしをもっともっと生き生きとさせるために、新しい文化創造の可能性を見抜き、それを援助できるセンスを磨き、文化産業、地域や都市のデザイン、国際的な文化交流などを担う文化やアートのトータルプロデューサーを育てることにあります。
文化やアートを単に知識として身に付けるのではなく、その“創造”の現場に深く関わり、繰り広げられる喜びや楽しさ、葛藤や厳しさをも体感しながら、アートをプロデュースしマネジメントする知恵や身体知、技能を学び取ることのできる、これまでの大学教育にはないチャレンジングな学部です。

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体育会陸上競技部 
(長距離ブロック)

1918年に創部された、伝統あるクラブです。原晋監督のもと、相模原キャンパスで練習に励み、大学3大駅伝と言われる出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)をはじめとした長距離競技の大会に出場しています。毎年設定されるチームテーマのもと、部員一人一人の高い目標達成意識と、4年生を中心とした統率のとれたチームづくりが特徴です。みなさまの応援のおかげもあり、2015年に青山学院史上初の箱根駅伝総合優勝を果たして以来、箱根駅伝4連覇や大学駅伝3冠など、さまざまな快挙を達成してきました。これからも目標に向けて努力していきますので、応援よろしくお願いいたします。

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