大きな自信につながった
テレビ番組での
アカペラ披露

掲載日 2022/2/25
No.140
経済学部経済学科 4年
Music Box Society アカペラ愛好会
ライブ副プロデューサー
小林 颯人
東京・私立國學院大學久我山高等学校卒業

OVERTURE

大学での学びは、キャンパスでの授業だけにとどまりません。部活動やサークル活動、ボランティアなどの課外活動で自己研鑽を積み、社会に出て羽ばたくための翼となる知見を得た学生を紹介します。「Music Box Society アカペラ愛好会(MBS)」でライブ副プロデューサーとして活動を支えてきた小林さんは、念願だったテレビ番組のアカペラ大会にグループのリーダーとして出場を果たし、同愛好会の知名度向上にも貢献しました。

音楽未経験で大学から始めたアカペラ

MBSは創立から9年目と歴史はまだ浅いものの、約160人が在籍する青学で唯一のアカペラの公認愛好団体です。さまざまな個性をもつメンバーが在籍しており、仲間とのハーモニーを気軽に楽しみたい人から、大会で好成績を出そうと本格的に取り組む人まで、思い思いの活動を盛んに行っています。
高校までの課外活動といえばサッカー、ラグビー、バドミントンなどスポーツ一筋でしたが、大学では全く別のことに挑戦しようと考え、友人に誘われて見学したMBSでアカペラの魅力に引き込まれて夢中になりました。ただ私には音楽経験がなく、それがネックに思える場面も多々あったので、音楽の学びを得るためソルフェージュ教室に通いました。

和音の構成やコード理論の基礎的な知識を学ぶと同時に、アカペラに必須の和声感覚やリズムの取り方など、この教室で身に付けた実践的な基礎力は、その後の活動において非常に役立ちました。他大学のアカペラサークルの学生とも活発に交流し、そこで出会った人たちともグループを作ったり、裏方としてサポートをしたりとアカペラ漬けの4年間を送ってきました。

夢を叶えて獲得できた確かな自信

MBSでは年に1度サークルライブを開催していますが、私はライブ副プロデューサーとして選曲やコンセプトの決定から、プロモーションまで全体を統括する役割を担ってきました。サークルのメンバーが皆で集まる全体曲練習などの場ではメンバーたちの意識を高めつつ、サークル全体の技術向上をはかれるよう心がけました。
また広報も担当しているので、外部に向けて情報発信を積極的に行い、趣味として培ってきた写真や映像の技術を生かしてYouTube に公開する動画の編集も手がけています。
昨年2月には、リーダーを務める「ヤミツキ」という男女混声の6人グループで、フジテレビ「青春アカペラ甲子園! 全国ハモネプリーグ 大学日本一決定戦(ハモネプ)」の本大会出場を果たし、私たちの演奏が全国に放送されました。

ハモネプ出演は以前からずっと夢だったので、合格の知らせを聞いて飛び上がるほどうれしく感じたことは鮮明に覚えています。それから本番まで約1ヶ月半の間は練習に明け暮れ、就職活動の期間とも重なっていましたが、大学生活の中でアカペラに最も打ち込んだ時期となりました。和音の取り方などソルフェージュ教室で学んだ内容も「ヤミツキ」のメンバーで共有し、実際にアカペラの技術もたいへん上達したように思います。本番では惜しくも1点差で決勝進出を逃してしまいましたが、この大会出場で得た自信は非常に大きく、後の就職活動でも有益な武器となりました。MBS の後輩には、私たちが果たせなかった決勝進出や優勝をいつか叶えてくれることを楽しみにしています。

一念発起し念願の広告業界に就職

4月からは広告制作会社で働く予定です。広告を選んだのは、以前から好きだった写真や映像に関わる仕事をしたかったからですが、当初は自分には合わないだろうと思い、異業種の企業ばかりを受けていました。一念発起して自分が本当に望む業界へとシフトしたきっかけはハモネプへの出場であり、その意味でもあの大会は私に転機を与えてくれたと言えます。アカペラは楽器がなくても演奏できる反面、自分ひとりだけでは何もできません。サークル活動を通して、人の気持ちをくみながらも自分の意見をしっかり伝えることや、メンバーのモチベーションを上げる会話などコミュニケーション・スキルが身に付き、就職活動にも生かすことができたと思っています。

就職活動中は自己分析を細かく行い、各社ごとにどんな内容を話すべきか考えてメモを取り、それを見直しながら面接当日に臨んでいました。普段自分が何気なく利用しているサービスがどのような仕組みで動いているかなど、企業活動について深く掘り下げる「産業論(コマーシャルバンキング戦略論)」の授業で得た知識も就職活動を行う上では非常に有益でした。また「租税の経済学Ⅱ」の授業では、自分も払っていて身近である税金を、公的サービスを運営するための費用の側面から捉え、経済を考えていくうちに、税金だけに限らず今後の政府の政策や選挙などにも興味を持つようになりました。経済学部での学びは総じて、社会人として欠かせない客観的な視点をもたらし、「俯瞰的に考える」視座を与えてくれました。他にも学部の友人たちと授業の理解を深めるために勉強会を開くなど、この4年間はたいへん恵まれた環境におかれ、有意義で貴重な体験を数多くさせていただきました。素晴らしい環境が整いチャンスにあふれた青山学院大学で、みなさんもやりたいことに思う存分チャレンジしてください。

経済学部 経済学科

経済とは人々が生存していくことであり、多様な要因にもとづいて成り立っています。それゆえ、その理解には幅広い視野が求められます。青山学院大学の経済学部においては、このような経済を学ぶ場として多様なテーマの研究が蓄積されており、公正な社会の創造を目指して本質を理解し論理的に行動する力を育成します。
経済学の研究対象は労働、娯楽、教育、医療など人々の社会全体に存在します。経済学科では、理論・政策・歴史という伝統的な視点から、資源配分の効率性について学び、より公正な社会の実現に貢献できるよう、分析力、思考力、行動力を育みます。

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