次の社会を担う
若きサーバント・リーダー

掲載日 2020/10/5
No.28
文学部
地球社会共生学部
国際政治経済学部
堀内 秀平/岡田 一樹/青山 夢

OVERTURE

“時代が直面する課題解決に向けて、人のため社会のために、自分にできることは何か”青山学院のスクール・モットー「地の塩、世の光」の精神を体現しながら、その問いに真摯に向き合う3人の「サーバント・リーダー」を紹介します。

自主的な企画立案、綿密なビジョン作成を重ね、
情報発信を重視したボランティア活動を展開しています。

(Rooteの活動と基本方針についてお聞かせください)
「食品ロス」「福祉」「防災」「熊本支援」「インドネシア」といったさまざまなプログラムごとに活動しています。例えば福祉プログラムでは障がいに関する認識を深めるためのイベントや、ごみを活かした「ガラクタアート展」を行ったりと、多様な活動を行っています。スタッフは、ボランティア経験の有無にかかわらず、熱意をもって活動に取り組み、新しいプログラムの提案やプロジェクトの企画においても活躍しています。活動の基本方針は「現地に赴くだけで終わらせない」こと。プロジェクトを自主的に企画し、ビジョンを定め、ボランティアの多様性や可能性を発信することを重視しています。

(ボランティア団体の代表として心がけていることは?)
組織の構成として、各プログラムが輪になり、私を含めたマネジメントスタッフがその輪の中から全プログラムの活動を見渡せるような体制をめざしています。私が前に立って先導したり、バックアップしたりするのではなく、スタッフの自由意思を尊重しながら、プログラム間の橋渡しをする役割を担いたいと考えています。また、ボランティアは活動自体が認められても、それを行う人たちに光が当たることはあまりありませんが、自ら企画し実施している皆の活動は称賛に値するということも伝えています。「奉仕する者」の気持ちに寄り添うことも、サーバント・リーダーの役割のひとつだと考えています。

文学部
比較芸術学科2年
青山学院大学
ボランティアセンター
学生スタッフRoote
代表 堀内 秀平さん

青山学院代学
ボランティアセンター
学生スタッフRoote

青山学院大学ボランティアセンターの学生スタッフとして、センターの活動に協力するほか、約60名(2020年1月現在)のスタッフがプログラムごとのチームで、さまざまなイベントやボランティア活動を自主的に企画・運営しています。その活動を通して、社会のニーズと一般の青学生をつなぐ役割も果たしています。

※所属学部・学年は、2019年度取材当時の表記です。

「楽しさ」を原動力に継続的な活動を行い、
国内外の地域の発展に寄与していきたいです。

fan×funは、フィリピン・セブ島のスラム街で教育と地域改善のプロジェクトを行う国外部と、相模原キャンパスを拠点に自然をテーマにしたイベントを行う国内部に分かれ、それぞれ活動しています。継続的な活動で本当のニーズに応えること、そのために自分たちも活動を楽しむことを理念としています。代表として仲間が生き生きと活動できるように考えたり、活動を通して人や物事に向き合ううち、想像力と調整力が身につき、自らも成長しました。サーバント・リーダーに必要なのは、社会に関心をもち、自分にできることを考え行動に移すことだと思います。今後も、同じ志をもつ仲間たちと社会を良くするための活動を行っていきます。

地球社会共生学部
地球社会共生学科3年
青山学院大学
学生ボランティア団体
fan×fun
代表 岡田 一樹さん

※所属学部・学年は、2019年度取材当時の表記です。

大船渡の皆さんと深い信頼関係を築きながら、
地域の活性化を支援する活動を行っています。

学生団体Youth for Ofunato(YfO)は、2011年夏に東日本大震災の被災地である岩手県大船渡市にて復興支援ボランティアを経験した青山学院大学の学生を中心に組織されました。これまでに約50名の卒業生を輩出しています。現在は「大船渡と私たちの未来のために」をビジョンに掲げ、地域活性化を目指したボランティア活動を続けています。現在は10名のメンバーが所属しており、コロナ禍に対応すべく、リモートでプロジェクトに取り組んでいます。私は、幼い頃に見た海外の報道番組をきっかけに、物心がついた頃から国際協力や途上国支援に興味がありました。大学に進学し、国内外問わず「支援の在り方」について実践的に学ぶ機会を探していた時、YfOと出合いました。幅広い世代の地域住民の方々と、どのようにして信頼関係を築くか?目に見えない課題をどう捉え、どのような解決を導くか?組織のリーダーとして、どうチームメンバーにアプローチするか?この4年間、全力でエネルギーを注いで、数え切れないくらい多くの学びを得てきました。今の私があるのは、いつもお世話になっている大船渡の皆さん、そして団体メンバー、アドバイザーの先生方のおかげです。人と人との繋がりを大切に、いつでも感謝の気持ちを忘れない。どんな活動に取り組む時も、心がけていたいことです。サーバント・リーダーも、相手を受け入れる寛容さ、理解しようとする姿勢が重要であると実感します。

国際政治経済学部
国際政治学科4年
学生団体
Youth for Ofunato
代表 青山 夢さん

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