青山学院大学で学ぶ私たち
part 5

掲載日 2020/08/04
No.28
経営学部
国際政治経済学部
総合文化政策学部
西邨 彩乃/池田 怜央 ほか

OVERTURE

青山学院大学には11の学部があり、青山キャンパスでは文学部、教育人間科学部、経済学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部の学生たちが学んでいます。今回は経営学部・国際政治経済学部・総合文化政策学部で学ぶ学生たちの声を紹介します。

培った国際的な視点を活かして、
企業経営について追究していきたいです。

高校の授業で「テレビCMが与える購買意欲」についてのプレゼンテーションを行い、経営戦略に興味を抱いたことと、多くの先端企業やブランドショップが並び、常に刺激を受けながら学べる大学周辺の環境が進学の決め手でした。「マネジメント基礎」では、企業経営をシミュレーションするマネジメントゲームに参加し、人材管理や資金配分、投資などを行います。どのようにすれば株価を高められるのかを経営者の視点に立って考察することで、企業経営の楽しさや難しさを学びました。所属しているSBSLでは、フェアトレード商品の開発と販売に取り組むなど、学びを実践できる環境が自分の成長に役立っています。

  • ※School of Business Student Leaders
    魅力ある学部づくりのためにイベント、ボランティア、広報など、多彩な活動を本学部生が自主運営する団体

経営学部
経営学科3年
西邨 彩乃さん

マーケティング施策を立案するたびに、
より学問への興味がかき立てられます。

商品が‶売れる”仕組みづくりを考えるマーケティングに関心があったことに加え、大手企業とのタイアップ授業が多いところに惹かれ入学しました。「マーケティング・ベーシックスⅠ」は、企業の施策に対しアイデアを練って発表したことで、より一層マーケティングへの関心が高まった授業です。当初、マーケティングは商品企画であると思っていましたが、ゼミナールや専門科目で学びを深めるにつれ、企業のSDGsの施策、サブスクリプションの料金体系など、至るところでマーケティングの考え方が応用できると気づかされました。入学前の想像よりはるかに刺激的でおもしろいマーケティングの世界に没頭中です。

経営学部
マーケティング学科3年
池田 怜央さん

在籍している学部

経営学部

本学経営学部は、21世紀を見通す長期展望のもと、2009年度より、企業の視点で考える「経営学科」と消費者の視点で考える「マーケティング学科」の2学科体制を敷き、企業と社会(消費者)という、ふたつの方向から現代の経営を照射し、その飛躍、発展に資する先端的な研究・教育拠点を目指します。

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世界の根本的な課題解決のために、
人をつなげる架け橋として活躍したいです。

日本だけではなく他国の政治・安全保障の知識を得て、テロ問題の解決策を考えたいと思っていたので、グローバルな視点を養える本学科は理想的でした。「国際NGO論」では、これまで世界の課題解決には国際機関などが主体であるとの先入観をもっていましたが、そこにNGOという新しい視点を与えてくれた授業です。所属する菊池ゼミでは、アジア・太平洋で起こっている政治的な出来事を知り、自分なりのオピニオンを携えてゼミ生と議論をすることで、お互いの視野を広げつつ学びを深めています。その中で、修得した知識は自分だけではなく、他者のために使いたいという意識が芽生えました。

国際政治経済学部
国際政治学科3年
山本 菜緒さん

膨大なデータから洞察を行い、
新たな“価値”を発見するスキルを習得しました。

政治経済分野の中でも特に経済学と、英語学習を中心に多様な科目を履修でき、視野を広げられると考えたことが入学の動機です。英語講義に惹かれた「Global Studies」は、膨大なデータを分析し、新たな情報を見つけ出すというプロセスに手応えを実感しました。初めて英語でエッセイを書いた時には苦戦しましたが、英語力の向上につながり、うれしく思っています。所属している飯坂ゼミでは、統合的リゾート導入に伴う経済的・社会的影響についてグループで研究中ですが、データなどが少なく難しい課題です。しかし、将来的に日本経済を大きく動かすであろうテーマであるため、やりがいを感じています。

国際政治経済学部
国際経済学科4年
清水 翔太さん

コミュニケーション学には、
英語も国際情勢も併せて学べる魅力があります。

言語の壁を超えたコミュニケーションについて学ぶとはどういうことか、どのように研究するのか、その疑問が強い興味に変わり、進学を志望しました。自分でテーマを設定し、質問内容を考え、実際にインタビューを行った「コミュニケーションの質的分析法Ⅰ」と英語で異文化コミュニケーションについて学習した「Intercultural LiteracyⅡ」は、印象に残る授業でした。現在は抱井ゼミに所属し、社会調査士の資格取得をめざすかたわら、ゼミナールや授業で学んだ専門知識とボランティア活動の経験を活かして「地域コミュニティの復興支援」をテーマに卒業論文の先行研究中です。

国際政治経済学部
国際コミュニケーション学科3年
吉年 由加里さん

在籍している学部

国際政治経済学部

青山学院大学国際政治経済学部は、国際政治学科・国際経済学科・国際コミュニケーション学科の学問領域を超えて学べる独自の学際教育「3学科×5コース体制(3学科と、各学科から派生した5コース(政治外交・安全保障、グローバル・ガバナンス、国際経済政策、国際ビジネス、国際コミュニケーション))」のもと、世界の現実に対する理解を深め、課題解決へと導く実践的な学びを展開しています。

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マーケティング戦略を通じて、
文化の創造に貢献することが目標です。

人々の生活や思想をさす広義の文化、芸術作品をさす狭義の文化、その両方を学び可能性を探究するために入学しました。“文化”をキーワードに幅広いジャンルの講義を受けるうちに、ひとつの文化的事象を多様な視点からとらえることができるようになりました。例えば美術史の視点から考察したり、生物学から考えてみたりと、マルチな観点でアプローチする必要性に気づいたからです。現在、マーケティングゼミナールに所属し、マーケティング戦略と文化の関係性について学んでいます。企業主催のマーケティング戦略コンテストに出場し、1位の成績を収められたことは自信へとつながりました。

総合文化政策学部
総合文化政策学科3年
三村 絢香さん

※所属学部・学年は、2019年度取材当時の表記です。

在籍している学部

総合文化政策学部

青山学院大学の総合文化政策学部の使命は、21世紀の街や暮らしをもっともっと生き生きとさせるために、新しい文化創造の可能性を見抜き、それを援助できるセンスを磨き、文化産業、地域や都市のデザイン、国際的な文化交流などを担う文化やアートのトータルプロデューサーを育てることにあります。

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