現代社会の問題を見出し、
より良い世界を作りたい

掲載日 2021/12/2
No.119
国際政治経済学部
国際政治学科 4年
新井場 美咲
愛知・名古屋市立名東高等学校出身

OVERTURE

現代社会には人々が無意識のうちに受け入れてしまっている社会問題が多く存在します。国際政治学科では国際課題の理論や実際を学ぶことで、社会問題に対する視野を広げ、フラットな視点を養うことができます。国際政治学科に進み、何事にも自らの考えをもてるようになった新井場さんの成長と今後の展望を紹介します。

授業を通して広がった国際的視野

高校生の時、私は周囲の意見に流されがちで自分の意見をあまり表現できませんでした。これからの時代を生きていくために自分を変えようと奮い立ち国際社会について学ぼうと決意。戦争や平和といったテーマに興味があったので国際政治学科へ進学しました。
1・2年次前期には日本の政治から国際政治まで幅広い分野の科目を、2年次後期~3年次には異文化理解の分野の科目も履修しました。テーマを定め、経済や文化に関する授業を受講したことで、確実に国際社会への視野が広がり、よりフラットな視点をもてるようになりました。特に成長の糧になったのは「日本の外交」の授業です。現役の外務省職員の方から、日本の外交政策に対する姿勢や駐屯先での暮らしなど、さまざまな内容を伺いました。実務に基づくリアルな外交の話は新鮮で興味深く、国際問題や時事問題への理解も進み、さらに関心を持ってニュースを見るようになりました。

※学びの特色とカリキュラム(国際政治経済学部)はこちら

文化と政治の関わりから社会を読み解く

全学共通教育システム青山スタンダードの科目の中で、シェイクスピア作品から民族や差別について考える「都市と文化A」という授業に感銘を受けたことを覚えています。これまでなんとなく鑑賞していた映画や演劇の中に現代社会の問題を見出すことが新鮮で、そして楽しく感じました。この授業がきっかけで文化と政治の関係に興味が湧き、映像作品を通して社会を考える表象文化論について研究する國分俊宏先生のゼミナール(ゼミ)に入りました。
ゼミでは論文の輪読や映像作品のテーマ・時代背景・表現方法に関する議論に取り組み、学期ごとに1本の研究レポートを執筆します。論文の提出前には研究発表会があり、学生同士で意見し合い先生からコメントをいただきながら論文の矛盾や弱点に気づくことで、さらに研究を深めていくことができます。ゼミでの活動を通して、日々の学びのなかで多面的に物事をとらえる力や、意見を柔軟に受け入れる傾聴力が身に付きました。今後は、日本のヒップホップをテーマとして差別や偏見に関するレポートをまとめたいと考えています。

※ゼミナール紹介(国際政治学科)はこちら

培った広い視野を生かし、社会問題に挑む

国際政治学科には自分の考えを言葉にできる人、行動できる人が多く、学科の友人たちと時間を共にすることで、社会問題に対する自分の意見をもてるようになりました。国際政治の理論や実際を学び、社会の多様性を知り、人間として成長し自分の殻を少し破れたと思います。
この4年間の学びを生かし、将来的には社会貢献を体現できる人間でありたいと考えています。飲料関係の企業に内定をいただいているので、まずは環境に配慮した製品や途上国支援につながる製品を企画することが目標です。自分が関わった製品を通じて、SDGsをより身近に感じるきっかけになればと考えています。

インタビュー動画

人々の声を次世代へ。平和の尊さを伝える一翼を担いたい。

高木 郁弥[ジャーナリズム指導室 室長]
国際政治経済学部 国際政治学科1年(2020年度)
東京・私立聖徳学園高等学校出身

中学生の時、放送部で「戦後70年」をテーマにドキュメンタリー番組を制作。戦争を体験された方などにインタビューする中で、人の思いを届けることにやりがいを強く感じ、ジャーナリストを志すようになりました。現在はジャーナリズム指導室の室長として、「時事力」「発信力」「業界力」「人間力」を鍛えながら「ジャーナリズム」について日々考えています。新聞社で論説委員、編集委員をされていた経験豊かな講師にいただくアドバイスは、文章の書き方を考え直すきっかけになりました。将来は、平和のために人々の思いをあまねく届けるジャーナリストとして活躍したいと思っています。

※登場する人物の在籍年次や役職、活動内容等は取材時のものです。
※各科目のリンク先「講義内容詳細」は掲載年度(2021年度)のものです。

国際政治経済学部

青山学院大学の国際政治経済学部は国際社会への貢献を掲げ、国際系学部の草分けとして創設されました。3学科×5コース体制のもと、専門性と国際性、現場感覚を重視した学びを実践しています。グローバルレベルの課題への理解を深め、エビデンスにもとづいて議論・討論するスキルを養成します。領域を超えて学べる独自の学際教育、所属学科を超えて選べるゼミナールブリッジや英語で専門科目を学べるグローバル・スタディーズ・プログラム(GSP)等によって、世界の多様な人々と協働し、新たな価値を創造する実践力を育みます。

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