学際的・実践的な
学びにふれて
見出した将来の目標

掲載日 2021/7/16
No.87
社会情報学部
社会情報学科3年
森本 千香子
岡山・私立岡山白陵高等学校出身

OVERTURE

複雑化する社会問題を解決するには、多様な分野の知識が欠かせません。2008年に設置された社会情報学部では、文理融合の学びを追究し、「社会科学」「人間科学」「情報科学」の3つの領域を融合させて学び、新たな価値を創造し、社会で求められる力を養います。本学部で学んだことで大きく視野が広がり、自分の夢に巡り合えたという森本千香子さん。その道のりと、今後の展望をご紹介します。

多彩な領域の学びとその社会的価値を実感

社会情報学部は、社会・人間・情報の3つの分野から各自の関心に応じて授業を選べる点が大きな魅力です。また、全学共通教育システムの「青山スタンダード」でも学部・学科の枠を超えてさまざまな科目を学べます。入学前に専攻したい分野が決まっていなかった私に、幅広い学びに触れられる青学の環境はぴったりでした。実際に学んでみて良かったと感じるのは、学んだ知識が社会で役立つという実感がもてることです。他大学の友人からは、「大学の学びが社会でどう生きるのか分からない」という話をたまに聞きますが、本学部では学際的・実践的に学べて、文理融合の力が身に付くと感じています。ひとつの分野に興味を絞り切れなかったり、情報社会で活躍する力を身に付けたい方には、心からこの学部をおすすめします。

仲間と鼓舞し合い、情報システム開発に挑戦

専門科目の中で特に印象に残っているのが、情報システムの要件定義・設計から企業会計の基礎までを学ぶ「システム分析・設計基礎」の授業です。講義だけでなくゲーム形式のグループワークも取り入れられており、「要件を満たす製品を時間内に効率良く製造する」というテーマでは、課題として紙飛行機を制作しました。真面目な授業内容に反して、大量の紙飛行機が教室内で飛び交う様子が面白く感じて、大きな衝撃を受けたことを覚えています。このような授業を経て情報分野への関心が高まり、宮治裕先生のゼミナール(ゼミ)では機械学習による画像処理・自然言語処理を研究しています。夏目漱石の小説『こころ』を学習データに用いて、まるで夏目漱石本人が書いたような文章を自動生成するプログラムを作成しました。

ゼミのLT会で、1人ずつ短時間でプレゼンテーションを行う。

今では1年次と比べはるかに複雑なプログラムが書けるようにはなりましたが、他のゼミ生の成長を見て「自分ももっとできる」と刺激を受けています。仲間と切磋琢磨しながら学びを深める姿勢が身に付いたことに、自身の成長を感じています。卒業研究では、新たに福祉工学分野の技術を扱うため、さらに学習に励みたいと思います。

数々の学びの中から出会った希望の進路

入学時は具体的な将来のビジョンが全くない状態でしたが、大学での学びを通してさまざまな分野に興味が広がり、次第に自分の進みたい道が明確になっていきました。本学部には多種多様な・専門分野の先生方がいらっしゃるので、関心のある分野について気軽に相談でき、大変ありがたかったです。今後の目標は、本学部で得た知識を生かして、IT系の企業で活躍することです。インターンシップでは、大学で培った「自分で考え、課題設定する力」や「答えのない問いに向き合う力」を高く評価していただいています。今後ますます重要度を増していく情報産業の分野で、私なりの視点を生かして社会に貢献していきたいと思います。

※登場する人物の在籍年次や役職、活動内容等は取材時(2020年度)のものです。
※各科目のリンク先「講義内容詳細」は掲載年度(2021年度)のものです。

インタビュー動画

在籍している学部

社会情報学部

高度情報化社会といわれているいま、本当にやりたいことをやり遂げるには、文系、理系のどちらかではなく、双方に精通していることが大きなアドバンテージとなります。そうした真の実力を身に付けるために、本学部では、社会科学、人間科学、情報科学の3領域の知識とスキルをバランスよく学びます。そして現代の社会人に不可欠な4つの力「数理的な素養・論理的な思考・情報の高度な応用・豊かなコミュニケーション能力」を、現実の問題発見を通して確実に磨いていきます。3年次からは社会・人間・情報の3つの学問領域から2つを選択し「社会・情報」「社会・人間」「人間・情報」の3つのコースでより専門性の高い融合領域を学ぶことができます。高度な専門性の探究に加えて、知識やアイデアを効果的にプレゼンテーションするための日本語・英語の訓練や、数学力向上のための補習授業など、きめ細かい指導・支援態勢も充実しています。

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