大学で見つけた
新しい可能性と
将来の目標

掲載日 2021/3/8
No.65
理工学部
電気電子工学科4年
近藤 佑樹
神奈川・私立日本大学藤沢高等学校出身
〈アディダス ジャパン株式会社 インターンシップ参加〉

OVERTURE

大学での学びのフィールドは、国際交流を通じて世界中に広がっています。
本学でグローバルな発想と思考を養い、世界で活躍する人材へと成長している学生を紹介します。
近藤さんは、理工学部の短期研修で訪れたタイでの経験を契機に、休学してアメリカやイギリスに渡りさまざまな経験を重ねたうえ、アディダス ジャパン株式会社(アディダス)のインターンシップにも参加。またロペズ研究室での研究内容も生かし、将来はアメリカに拠点を移し果敢にチャレンジを続けます。

キャンパスで出会った
留学生たちとの交流

高校までサッカーの強豪校でサッカーに明け暮れてきたのですが、大学に入学したらしっかり勉強しようと思っていました。審判の誤審を防ぐゴールラインテクノロジーのような、サッカーに関わる技術やモノづくりに興味があり、学んでみたいという気持ちで理工学部電気電子工学科に進学しました。

入学して成長できたことは、まず、専門分野の学び以外にも大きく視野が広がったことです。キャンパスには留学生が多く、自然と留学生と触れ合う機会も増えたために、それまであまり意識していなかった国際交流の魅力に気付いたのです。幼い頃からチャレンジ精神が旺盛なタイプで、厳しい部活動で培われた向上心もあったので、もっと英語力を磨きたい、さまざまな文化に触れたいという気持ちが膨らんでいきました。
そこでまず、1年生の終わりに理工学部の短期海外語学文化研修に参加することを決め、タイで2週間過ごしました。英語でのエンジニアリングの授業は難しかったですし、短い期間だったので英語力が飛躍的に伸びたとは思いません。ただ、このときの経験があったからこそ、海外でも一人で行動できる自信がつきました。

タイ バンコクにて

留学生チューターとして
役に立てる喜び

2年生に進級してから、国際センターが募集している外国人留学生チューターに応募して、ボランティアとして活動をするようになりました。チューターは、留学生たちのスムーズな学生生活のために、学習面だけでなく生活面もサポートする役割を担っています。

主な活動としては、まず年に2回の交流イベントを開催します。留学生と日本人学生50人ずつぐらいが参加して、一緒に食事をとったりゲームをしたりするコミュニケーションの場を作ります。それから、チューターはそれぞれ2~3人の留学生を担当し、留学当初からサポートします。例えば青学の学生ポータルサイトの使い方の説明やキャンパスツアーを行ったり、銀行や市役所に一緒に行って手続き関係のお手伝いもしました。継続的に連絡を取り、宿題のサポートをすることもあります。
2年間チューターを務める間、ほとんど毎日のように留学生と共に過ごしました。市役所の手続きなど知らないこともたくさんあったので、自分のためにもなったと思います。大変だったことと言えば、時間を守らない留学生が多かったことぐらいで、楽しいことが多かったです。自分が彼らの役に立てることが、嬉しくもありました。

チューターとして外国人留学生をサポート

自分流「ギャップイヤー」で海外生活の基盤づくりに自信

2年間のチューター経験を通してますます国際交流に魅力を感じていた私にも、卒業後について考える時期がやって来ます。当時、自分の適性などをさまざまに考える中で、「もっと語学力を磨きたい」「グローバルな世界で自分の可能性を探りたい」という気持ちが芽生えてきました。
そこで、思い切って1年間休学して、アメリカに渡ってみることにしたのです。海外では「ギャップイヤー」など、大学生が大学を離れて社会体験活動を行うことが認知されており、さまざまな経験を積む人が多くいます。日本ではあまり知られていませんが、私もギャップイヤーを実践するつもりで、4年生に進級するタイミングで休学してアメリカに行きました。

春にアメリカへ渡ってから、はじめに語学学校に通ったのですが、夏には「イギリスに行きたい!」と思い行動しました。インターネットで調べて、カフェで働く代わりに食事と宿泊場所を提供してもらうボランティアを見つけ、渡英したのです。
なぜイギリスに行きたかったのか。それは、チューターをやっていたときにイギリス人留学生と話した際、イギリス英語の発音がさっぱり分からなくて困った経験があったからです。そのときは笑顔や身振り手振りで乗り切りましたが、どんな英語のアクセントでも理解しコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。
夏が終わるとまたアメリカに戻り、ハリケーンで被害を受けたヒューストンの家を修復するといった復興ボランティアなどを行いました。短期研修において海外で行動することに自信を持ち、休学してアメリカやイギリスで過ごした際にも、すべて自分一人で調べたり決定したりすることができ、自主性を高め、自分の可能性を広げることができたと思います。

アメリカでボラティアとして
ハリケーンの被害を受けた家を修復

アメリカでのビジネスを
目標に挑戦し続ける

帰国後に復学してからは、情報テクノロジー学科のロペズ先生の研究室でウェアラブル環境情報システムの研究をしています。卒業研究として、理工学部を志した理由である「サッカーに関わる技術」に着眼して、市販の小型ウェアラブル慣性センサを用い、サッカー選手の動作の自動認識を研究しました。
一方で、就職前にスキルの向上を図り、自分のやりたいことを明確にするためにもインターンシップに参加しようと考えました。もともと好きなブランドであり、グローバル企業であるという理由で、アディダスのインターンシップに応募しました。アディダスではマーケティングの仕事を経験し、その面白さに気付くことができました。

アディダスのインターンシップに参加

将来は、理工学部で学んだ技術や知識を生かし、インターンシップで理解を深めたITマーケティングの仕事に携わりたいと考えています。また、大学入学後、タイでの短期研修、留学生チューター、ギャップイヤー、インターンと常にチャレンジを続けてきて、やはり私はチャレンジをして自分の可能性を広げていくことが好きなのだと実感もしています。ですから、卒業後はアメリカで仕事を探そうと決心しました。
もちろん簡単なことではありませんが、休学してアメリカに滞在している間に、人脈を築いて自分の居場所づくりをすることもできました。
アメリカで自立して、しっかり生きていく。グローバルな青山学院大学に入学したことで、私の将来の目標が大きくなりました。

在籍している学部

理工学部

青山学院大学の理工学部は、2021年4月、物理・数理学科を「物理科学科」「数理サイエンス学科」の2学科に改編し、これにより、理学系、工学系をあわせて7つの学科となります。
“相模原キャンパス”を拠点とし、学部附置機関であるCAT・先端技術研究開発センターや機器分析センターをはじめ、先進の施設や設備は、国内外トップレベルを誇ります。
自然科学の基盤となるサイエンスの最先端研究はもとより、広く社会に貢献することを目指す多彩なテクノロジー研究開発を推進しています。

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アディダス ジャパン株式会社と
スポーツ分野におけるパートナーシップ契約を締結

2013年より、本学はマルチスポーツブランドのアディダス ジャパン株式会社とスポーツ分野におけるパートナーシップ契約を締結しています。
本学は、グローバル企業であるアディダス ジャパン株式会社からのサポートを受け、共同で「スポーツ及びスポーツ用品に係る歴史、哲学、法律などの研究」「スポーツ用品の製造、販売、マーケティング手法の研究」「ライセンス製品企画・開発」「スポーツを通じた国際交流」等を行っています。
また、就業体験を通して視野を広げ、習得したものを学生生活やキャリア形成にも生かせることから、2017年度よりアディダス ジャパン株式会社においても、本学と提携したインターンシップがスタートしました。

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ウェアラブル環境情報システム研究室
(ロペズ研究室)

ロペズ ギヨーム教授研究室では、より快適で健康な生活を支えることを目的として、スマートフォンの性能をさらに伸ばすこととともに、情報と環境をウェアラブル化する次世代マルチメディアシステム(仕組み、ハードと、ソフト)に関する研究開発を行っています。具体的には、まずウェアラブル端末を用いて人間体が発信している信号を計測し、心身の状態を推定するための信号処理や機械学習などの情報技術を最適に組み合わせます。また、健康、快適性、スキル向上などに一番効果的なフィードバック形態(可視化、音声、振動、温度等)を創造します。最終的に、人間情報の計測からフィードバック起動までリアルタイムで行えるシステムの開発を行います。

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理工学部主催
「短期海外語学文化研修(海外研修)」

理工学部が主催している短期海外語学文化研修(海外研修)として「Study Abroad A/B」という正課科目があります。1年次から参加することができ、条件を満たした参加者には単位が与えられます。また、学科によってはこの単位が理工学国際プログラムの要件単位にカウントされる場合もあります。
Study Abroad Aでは夏休みに2週間ほどフェーラム大学(アメリカ・ヴァージニア州)を訪問します。学術英語の習得はもとより、ワシントンD.C.を見学するなど文化研修が盛り込まれています。Study Abroad B では春休みに2週間ほどチュラロンコン大学(タイ・バンコク)に行きます。工学部の授業、タイの語学文化研修、バンコクの見学のみならず、英語による教授や学生とのコミュニケーションを通して英語能力も向上できます。

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