日本で得た知識を
中国ならではの幼児教育に昇華させたい

掲載日 2020/11/26
No.44
教育人間科学部
教育学科2年
李 康

OVERTURE

青山学院大学は世界35カ国・地域、130を超える有力大学と連携しています(2019年度現在)。世界中の選び抜かれた有力大学と協定を結び、留学をめざす学生の向学心と行動力に応えます。アクティブな交流が幅広い視野や世界に通用する多彩な能力を育んでいます。本学で学ぶ中国からの留学生を紹介します。

本学で何を学び、何を身につけたいと考え、留学を決めましたか?

母国・中国で母が幼稚園の園長をしています。中国では園庭もなく、小学校並みの教育を行う幼稚園がほとんどの中、広い運動場や植物園を備えた園づくりを進める母の姿を見て、幼児教育について考えを巡らせました。この時期は人生の基盤となる大事な時ではないでしょうか。外で遊ぶことは、勉強では得られない貴重な時間です。日本では1960~70年代に受験戦争が始まったと聞き、日本における幼児教育の起源、変遷、経験について学び、中国でその知識を活用したいと考えました。日本の幼稚園教諭の免許状も取得したいと思っています。

交換留学生たちと春節の食事会をしました。

キャンパスライフは充実していますか?
本学のサポート体制はいかがですか?

先生もクラスメートも優しく、困っている時に手を差し伸べてくれる日本人の精神は尊いものだと実感しています。留学生を支援するチューター制度には本当に助けられました。入学当初は知り合いもいなく心細かったですし、文化の違いに戸惑うことも多かったですが、さまざまなフォローをしていただきました。例えば中国では家族や友人に対して「ありがとう」と言葉にすることは失礼に当たります。親しい人のために何かを行うのは当たり前だという考えに基づいているからです。しかし、日本では言葉にしなければいけません。そういう文化の違いから履修登録の仕方まで幅広く親切に教えてもらいました。

学科の友人たちとの楽しいひと時。

留学で得たものが帰国後、どのような効果をもたらし、
夢の実現に結びつくと思いますか?

「幼児教育原理」「教育心理学」などを学ぶことによって、子どもの複雑な感情を理解し、人を励ます術や特別支援、障がい者支援など、中国での幼児教育に役立つ知識を得ました。本学での学びや経験をベースにしつつ、中国ならではの幼稚園を作りたい。夢を叶えるために青学に入学したのです。その夢の実現に向けてがんばっていきます。

所属している「青山子ども会」の仲間と相模原祭に出店。

※所属学部・学年は、2019年度取材当時の表記です。

私の成長レーダーチャート

カタカナの勉強では、カタカナを直接英訳したほうが、英語表現を覚える効率が良く、日本語力と英語力がアップしたと思います。自分からアプローチして友達を作るように努力した結果、コミュニケーション能力も高くなりました。母国の価値観に基づいて物事を考えますが、日本人の考え方も受容できるようになり、自分の価値観で人を判断しなくなったので「異文化理解力」は5点です。家族と離れて暮らしているので、独立思考が身につき「行動力」「人間力」が上がりました。

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