ラグビー部で副将を務めた
経験を生かし、めざすのは
「社会の縁の下の力持ち」

掲載日 2022/7/12
No.162
法学部
法学科 4年
体育会ラグビー部
相根 大和
京都・私立京都成章高等学校出身

OVERTURE

クラブ・サークル活動に打ち込んで得た経験はかけがえのない財産になります。体育会ラグビー部の副将を務めた相根大和さんは、多くの部員やスタッフをまとめ上げる中で培った能力を自身の強みとして就職活動に活用。そして、法学部での学びは社会に対する真摯なまなざしを育み、「多くの人を支えたい」という希望につながりました。

「ラグビーのない将来」を初めて考えた

職業イメージを描いたきっかけは、所属しているラグビー部の先輩が体験した就職活動を通して、自分の将来と重ねあわせてみたことです。私は中学・高校・大学と部活動を中心に進路を決めてきましたが、初めて「ラグビーのない将来」を真剣に考えました。自分の武器は15年間のラグビー生活で培った経験や能力であり、何より誰に対しても壁を作らず接することができる温かみのある人間性だと自負しています。それを社会や仕事に生かしたいと思いました。
ラグビーを通して、人は必ず誰かに支えられて生きていることを学んできました。例えば試合をスムーズに行えるのは、会場の設営・運営に携わる方々の存在があればこそです。いつしか、そんな陰の立役者に強く惹かれるようになりました。社会に目を向ければ、大きなスケールで私たちの暮らしや技術の発展に貢献している企業が数多くあります。そうしたフィールドに飛び込み、自分も「社会の縁の下の力持ち」をめざそうと決意したのです。

内定をいただいた京セラ株式会社はBtoBの電子部品業界のリーディングカンパニーで規模が大きく、事業内容も多岐にわたるため、より多くの人々を支えることができると考え就職を決めました。

社会を広く知り、「理想と現実とのギャップ」を解消

納得できる就職を実現するためには、たくさんの社会人の方と話す機会を持ち、広く社会を知ることが欠かせません。学生の知る「仕事」のイメージはほんの一部で、実際に働いている方々がどのような「業務」を行っているのかは、あまり知られていないのではないでしょうか。
私が特に印象に残っているアドバイスは、「就職先での業務等に納得がいかない最大の要因は、自分が思い描く社会人像と現実とのギャップ」だと教えていただいたことです。そのギャップを生まないためにも、企業の事業内容や社員の業務内容をできるだけ把握して、自分の目標や将来像、夢とすり合わせる冷静さが必要だと思います。そして、一番大切なのは自分が社会人として活躍する姿を鮮明にイメージできる就職先を探し出すことです。

法学部での学び、特に「憲法A」「憲法B」の授業は社会に目を向けるきっかけをつくってくれました。法治国家である日本では法のもとに、国を治めています。つまり、私たちが生活する社会は法によって成り立ち、法を知ることは社会を知ることにつながると気づいたのです。
社会を知ると、日本を支える多くの企業の存在も見えてきます。同時に、自分が将来の夢やそれに不足している能力などを自問するきっかけにもなり、就職活動を行う上で有用な視点が養われました。もちろん就職活動のためだけに勉強したわけではありませんが、入学前の自分と比べると、社会を生き抜くための能力は確実に成長したと感じています。

大学生活で培った知識や能力で多くの人々を支えたい

ラグビー部で副将を務め、チーム運営に携わったことで視野が広がり、他者への心配りができるようになったと思っています。入部した時はただラグビーができるだけで良かったのですが、副将に就いてからはマネージャーやトレーナーの意見を聞き入れ、個性豊かなメンバーをチームとしてまとめ上げなければなりません。選手としてだけでなく支える側の立場に立つ機会が増えると、今まで見えていなかったことや運営方法が見えるようになり、こまやかな気遣いができるようになりました。
こうした能力は組織の役職者や管理職にも求められる資質で、何より周囲から信頼を得るために欠かせないものです。組織においてお互いの信頼関係は非常に重要であり、それはビジネスの場でも同じだと考えています。
将来は、お客様の課題に対し最適な製品を提案することで、お客様の課題の解決に貢献できる営業担当になりたいと思います。BtoBメーカーの魅力は、企業を通してより多くのエンドユーザーの生活に貢献できること。学生時代に身に付けた知識と能力を生かし、海外勤務も視野に入れながら、多くの方々を支えていきたいと考えています。

※登場する人物の在籍年次や役職、活動内容等は取材時(2021年度)のものです。

法学部 法学科

AOYAMA LAWの通称をもつ青山学院大学の法学部には、「法学科」に加え、新たに2022年4月開設の「ヒューマンライツ学科」があります。法学科は、基本的な法律科目から多彩な選択科目まで、豊かで系統的な法知識と、それを現実に適用する技能を身に付けます。
法律は、人間社会の生活すべてに直結すると言っても過言ではありません。法律を正しく理解し、公正で客観的な判断を下せる「リーガルマインド」は社会のあらゆる領域で求められます。国際的・実践的なカリキュラムを通じて、卒業後の進路に応じた専門的知識と法的正義感をもって問題を解決に導く“智恵”を身に付けます。

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